以前に戻りつつある航空業界と近況報告

もはや”久しぶりです”というのが冒頭の挨拶になりつつあり大変恐縮ですが、本当にお久しぶりの投稿です。投資をお休みしている一方で本業の仕事は忙しい毎日を送っております。

今回は本業のパイロットの近況についてです。

未曾有のコロナに見舞われた航空業界。そんな中でのパイロットの現状についてはいくつか過去の投稿でお伝えしてきました。

そんな暗黒の時代もようやく終わりが見え始めてきたように思います。

現況、一部の航空会社ではいまだに乗務中や空港内などではマスクの着用が義務付けられているところもありますが、多くの会社ではそうした制限が撤廃されるとともに、ステイ先での外出制限もなくなり始めました。

これにより到着地でのステイ中もホテルの部屋に閉じ込められるという軟禁状態も終わり、健康的で人間らしい生活がようやく送れるようになったこの頃です。

私が感じている印象としては、いち早く制限を撤廃した米国やヨーロッパの航空業界は戻りが早く、空港は以前のように活気に溢れ混雑しています。

その一方で東南アジアではいまいち戻りが鈍いと感じています。

これはタイ国際空港に駐機された航空機ですが、需要の減少により使われなくなった航空機がずらりと一列に並べてあります。見ていて悲しくなる光景です。

他に感じた事と言えば、この数年での物価の上昇をすごく感じます。

特に米国とヨーロッパの物価上昇率は凄まじいです。ファストフードですら円換算で1500円ほど。レストランで食事となればチップ込みで最低でも3000円はかかってしまいます。

それともうひとつ感じるのが、欧米においてアジア人に対しての差別意識。

以前であればステイ先でも普通に夜間に一人で出歩いていましたが、最近ではそれも控えるようになりました。というのも、たまにニュースで報道されているような憎悪犯罪に加え、私自身も中指を立てられる、クラクションを鳴らされるといった被害?を受けました。以前であれば気にしない程度で済みましたが、最近ではそれが殺人にまで発展してしまうこともある物騒な世の中になってしまったことを考えると、自身の身を守る為にも欧米での夜間の外出は控えています。

コロナの完全な収束に伴ってこういったことも次第になくなるとは思いますが、まだまだコロナが及ぼした影響が完全になくなるまでには時間がかかりそうです。

そんなこんなで、この時代の環境を楽しみつつ仕事をしている毎日です。

今の仕事に感謝しつつ、変わらず日々の生活を楽しんでいきたいと思います。

更新が止まっていた「空の世界」に写真を少しアップロードしましたので、そちらもよければお楽しみください。

ブログの閉鎖を心配して頂いた方や、いくつかの質問をしてくださった方ありがとうございました。マイペースに今後も更新していきますので、これからも宜しくお願い致します。

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