PXS 売却タイミングについての考察

私が保有しているPXSですが、今週は買い増しを行いました。

買い増しをした理由、また今後の売却のタイミングについての考察です。

ボラティリティが大きく、売却のタイミングを逃したくない。しかし、できれば大きく利益を取りたい。そんな贅沢な私の悩みを解決するために考察した手法です。

今週のPXSですが、12月2日、米国でオミクロン株の感染者が確認されたことを受け、感染拡大の懸念からPXSもその影響を受け、一時的に日足RSIが25をつけました。

実はこのタイミングをずっと狙っていたのです

追加で資金を捻出することができなかったため、保有していたNUGTの一部と、INDLを全売却し、PXSを買い増ししました。

私が注目していたのは、まさにこの日足RSIが25に到達する時でした。PXSは非常にボラが激しい銘柄ですが、過去に日足RSIが25を下回ったのは2015年12月、2017年5月(2回)、2018年7月。の計4回のみ。日足RSIが25に到達して以降の株価を分析してみると、この先の売却タイミングとして利用できそうな目安を見つけました。(ファンダメンタル的な要素は一切考慮していません。)

今回は、その手法をご紹介します。

過去に日足RSIが25を下回った時

まずは、過去のデータから、日足RSIが25に到達した時期と、その後に大きく上昇した期間とその値を見てみます。

①2015年12月

2015年12月7日に株価$1.7とRSIが25を下回り、その後12月11日に$2.88まで上昇しました。上昇幅は4日で70%です。

②2017年5月(2回)

続いて2017年に5月15日、5月30日にそれぞれ日足RSIが25を下回りました。その後、6月12日に高値の$1.97をつけました。上昇幅はそれぞれ28日で53%と、13日で91%です。

③2018年7月

そして最後が2018年7月。7月31日にRSIが25を下回った後、11月1日に$3.1まで上昇しました。上昇幅とそれにかかった日数は3ヶ月で260%です。

売却のタイミング

①2015年12月

上の結果を踏まえて、売却のタイミングを分析してみたいと思います。

この銘柄は非常にボラが大きいため、売却のタイミングが重要になってきます。

できれば最大で利益を取りたいものの、上で述べたようなタイミングで売却できるとも限りません。そこで過去のチャートを分析し今後の売却タイミングについて考察したいと思います。

日足RSI 25が貴重な購入のタイミングというのは分かりましたが、では、売却のタイミングは?

それは同じく日足RSI 85を使うことにより、ボラの大きいPXSでも、高値で売り抜けることが可能ということが過去のチャートからわかりました。

まず、1度目のRSIが25をつけたタイミングである2015年の12月7日。日足RSIを確認してからの購入なので、約定はその翌営業日の12月8日の値で見ています。

12月8日の$1.71で購入した場合、次に日足RSIが 85に到達したのが6月10日。約定は翌営業なので6月13日です。価格は$4.04。

売却までの期間は約半年で、上昇は136%でした。

②2017年5月

この月は2回、5月15日と5月30日に日足RSIが25をつけましたが、最初のタイミングで購入したと仮定するので5月15日に日足RSI25を確認して、翌営業に約定したとして見てみます。

5月16日の価格が$1.39、その後日足RSIが85を超えたのが12月4日。翌営業の12月5日の価格が$4.9。

売却までの期間は約半年ちょっとで、上昇は252%でした。

③2018年7月

最後が2018年7月31日。その後に日足RSIが85をつけたのが11月1日。

8月1日の価格が$0.88、11月2日の価格が$3.06でした。

売却までの期間は約3ヶ月。上昇は247%でした。

結論

結果をまとめると、

2015年12月 期間:188日 上昇:136%

2017年5月 期間:203日 上昇:252%

2018年8月 期間:93日  上昇:247%

このような結果となりました。

こうしてみると、過去のデータとしては物足りない感はありますが、日足RSIが25を付けるのはなかなか珍しく、過去のデータ通りに行ってくれれば日足RSIが85をつける期間も3ヶ月〜半年程ということでした。

元々、このプロダクトタンカー銘柄であるPXSは、コロナ収束後に大きく値上がりが期待できるファンダメンタル的要素を買って購入したものですが、過去のテクニカル的要素から見てもいいタイミングでの購入ではないかと思いました。

しかし、ボラティリティが大きいため、長期保有には向かない銘柄であるため、こうしてテクニカル的要素から売却タイミングを考察することは大事ではないかと考えます。

あくまでこれは正解ではなく、1つのアイディアに過ぎませんが、PXSを保有している同志の方は少しは参考になるのではないかと思います。

ということで、今後の明るい展望が期待できるPXS、できればじわじわと行きたいところですが、焦らずにRSIが上がってくるのを気長に待ちたいと思います。

あくまで、私が考えた気まぐれな手法でありますので、「ふーん。」程度に聞いておいていただければと思います。

いや、これは絶対にクレームしたい!という方のご意見も、喜んでお待ちしております。

では!

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