1月第4週目 最新保有銘柄&パフォーマンス 

2022年1月30日現在の保有銘柄とパフォーマンスです。

合計入金額:$29,300

総資産:$30,551(内:現金$197)

投資損益:+$1,251

リターン: +4.2%

前週比 +$1,710

前月比 -$10,642

今週は様々なイベントがありました。保有株であるPXSは前半は軟調な動きでしたが、金曜日に取引量が急増し、11%以上急騰した為にトータルリターンもプラスに戻りました。

<1月第4週の取引>

売却

なし

新規購入

なし

今週は大注目のFOMCが26日にありました。結果としては、改めてインフレの問題が浮き彫りになり、利上げについては3月に開始することがほぼ確実となりました。

また、肝心の利上げ回数や利上げ率については具体的な発言が避けられ、予想以上の利上げの可能性が否定できないことから、市場は荒れる展開となりました。

こちらはNASDAQ100指数。金曜日に大きく反発をしたものの、いまだに200MA(黄色線)を大きく下回っています。深刻なインフレ対応に迫られている今の相場では、追い風要素よりも、向かい風要素が強そうです。今週は350MA(オレンジ線)でなんとか持ち堪えましたが、来週はここをサポートに200MAへ向けて反発できるのか、それとも350MAもBreak Outし、更なる下落へ向かうのか、要注目です。

こちらは米国10年債利回り。今週はボラの高い動きとなりました。依然として高値で推移している状況で、まだまだ急騰する気配もあります。NASDAQの動きにも関係してくる為に、来週も要注目です。

こちらは恐怖指数(VIX)。月曜日に大幅に上昇し、市場も多少の混乱がありましたが、金曜日には27.65と、落ち着きました。

そしてこちらは保有株のPXS。今週は少し希望の光が見える週となりました。まずはチャートから。金曜日に出来高を伴い、11%以上急騰し、先週に比べて少しづつ出来高が増えてきました。出来高が増えれば一気に急騰する銘柄ですので、徐々に出来高が増えてきていることを考えると、来週の動きにも要注目です。

そして、今週の25日に、海運業界の市況や、会社の現況などを直接インタビューする、capital link社とのビデオミーティングが行われました。PXSの社長であるEddie CEOの他、以前に私とメールのやり取りをして頂いたCFOのHenryがインタビューに答えていました。

その様子はこちら。

かなり長い会議でしたので、特に気になるところをメモを取りながら、いくつかのポイントを簡潔にまとめてみました。

その結果はこちら。

  • 現在までに22年のQ1で36%の予約率。
  • オミクロン株の影響がある中でも、Jet Fuelを除いた石油精製品の需要は、当初予定していたよりもいい。(Jet Fuelについては、やはり旅行の制限が続いているので厳しい。)
  • 今後もワクチン接種が進むにつれて、石油精製品の需要は右肩上がりで増えると予想している。
  • OECD加盟国の石油・燃料在庫は、最近7年の最低水準まで減少している。=タンカーの需要増。
  • 世界的にMRタンカーの新規建造数は減少傾向。理由は、環境に配慮するための建造コストや、コロナでのスケジュールの遅れによるもの。既にMRを5隻保有しているPXSにとっては追い風。
  • 傭船料は、2021年は厳しい相場が続いた。2020年の平均傭船料が$11,825/Day に対して、2021年は、$9,370/Day。
  • 2022年の見通しについては、会社が予想していた以上に傭船料が上がるとのレポートが最近上がった。

オミクロンの影響により、依然として厳しい状況は続いているものの、2022年は石油需要の増加から、プロダクトタンカー市場は改善していくと予想しているようです。

タンカー市況は現在は決して良いとは言えないものの、所々で追い風になる要素も出てきており、過度に悲観的になる必要もなさそうです。どっしりと腰を据えて状況が改善してくるのを待つ必要がありそうです。

こちらが変わらずの保有銘柄。

Symbol銘柄数量取得単価 ($)
PXSPyxis Tankers Inc600000.64
SQQQProShares UltraPro Short QQQ ETF6034.35

こちらが現在のパフォーマンス。

<保有銘柄銘柄についての考察> ()損益率

PXS (-27.2%)

最新の報告を聞き、いくつかポジティブな点が聞けたのは良かったです。今週の金曜日にも出来高を伴った上昇があったので、来週にも期待したいと思います。現在は他に投資したいと思えるセクターも見当たらないので、どっしりとPXSの価格が上がってくるのを待ちたいと思います。過去の統計的にも、世界的な危機が発生すると傭船料は上がってくる傾向にあるので、ロシアとウクライナの緊張が高まってきている現在、プロダクトタンカー市況が一気に噴き上がる可能性もあります。(お金よりも平和がいいのはもちろんですので、何もないことを祈ってはいますが・・・。)

SQQQ (+19.4%)

金曜日にNASDAQの大きな反発があったものの、依然として200MAの下に位置しており今後も下落してく可能性が高いです。350MAを突き抜けるとそのまま一気に下落する可能性もありますので、まだしばらくはSQQQはホールドです。SQQQの利確するタイミングとしては、2021年5月の安値である13000ポイント付近。損切りタイミングとしては200MAを完全にサポートに変えた所で考えています。

少しばかりの光が見え始めたPXS。来週は少し楽しみではありますが、無心でホールドしていきたいと思います。NASDAQについてはAAPLの好決算は追い風にはなりましたが、依然としてインフレに対処するための利上げ懸念により、向かい風要因が強いです。インフレには強い金でも、利上げは金にとって向かい風の要因でもあるので、なかなかNUGTへインするタイミングも難しいです。なので来週もSQQQとPXSのホールドになりそうです。

ロシアとウクライナの緊張も高まってきている中で、海運市況に何か動きがあるのかにも注目していきたいと思っています。

では!


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