初めて海外証券を開設する際、いろいろ難しいかと思われがちですが、実際はものすごく簡単にできてしまいます。口座解説手順をできるだけシンプルに、わかりやすく解説したいと思います。
口座開設に必要なもの
- 電話番号
- パスポート
- マイナンバー
- 米国の銀行口座 (あった方が便利)
Firstrade証券の口座開設には、電話番号、パスポート、マイナンバーの3つのみでできますが、実際に利用するとなると、米国内に銀行口座を持っていた方が便利です。
日本にお住まいの方でも、三菱UFJ口座をお持ちの方であれば日本に居ながらにして米国のユニオンバンク口座を開設することが可能です。詳しくはこちらの記事でまとめています。
口座開設までの実際の流れ
1) ホームページのOPEN ACCOUNTをクリック
まずはFirstrade TOPページにある「OPEN ACCOUNT」をクリックします。
2) 電話番号を入力して6桁のコードを入力
OPEN ACCOUNTをクリックすると、自動的にInternational Accountの開設ページへ飛びます。
国番号を選択、携帯電話の番号を入力し「Get Verification Code」をクリック。
しばらくすると携帯電話にSMSで6桁の番号が届くので、それを下の欄に入力して「CONTINUE」をクリック。
3) 市民権、出生地を入力。
Citizenship(市民権)と出生地(Country of Birth)を入力します。
4) パスポートを情報を提出
パスポートの顔写真が写っているページと、署名が書かれているページを提出します。
日本のパスポートは同じページに顔写真と署名があるので、同じ画像をアップロードして大丈夫です。
上と下の枠両方に画像をアップロードしたら、「SAVE, NEXT」をクリックします。
5) 追加の個人情報を入力
上から順に、
- Last Name (姓)
- First Name (名)
- YYYY-MM-DD (生年月日)
- Foreign Tax ID Number (マイナンバー)
- Gender (性別)
- Legal Residential Address (居住地)
- Postal code (郵便番号)
- メールアドレス
- Martial status (配偶者の有無 : Single/独身、Married/既婚、Divorced/離婚、Widowed/死別)
- Employment Status (雇用形態 : Employed/就業者、Self-employed/自営業者、Unemployed/失業者、Student/学生)
- Additional information (追加の情報:SKIPで構わない)
全て入力が終わったら、「SAVE, NEXT」をクリックします。
6) 個人情報 (続き)、アカウント
- Annual Income (年収)
- Liquid Net Worth (流動資産 : 現金や貴金属などすぐに換金可能なもの)
- Total Net worth (総資産:現金、株式、不動産など、全ての総資産。ただし負債を除いたもの)
- Investment Experience (投資経験:Excellent / ベテラン、Good / 中級者、Limited /初心者、None / 未経験者)
- Investment Objective (投資目的 : Speculation/投機、Growth/資産成長、Income/配当、Capital preservation/資産の保全)
アカウントの設定 (各種取引は使わなければNOでも大丈夫ですが、YESにしたかといって別料金がかかるということはありません。開設後にも変更できます。)
- Margin Trading (信用取引を追加するか否か)
- Option Trading (オプション取引を追加するか否か)
- Extended hour trading (時間外取引を追加するか否か)
- Fully-Paid Securities Lending Program (貸株サービス:特段理由がない限りはYESにしておいた方がいいです。YESにしておくことにより、貸株によって多少の利益が生まれます。)
全て選択が完了したら、「SAVE, NEXT」をクリックします。
7) ユーザー情報の登録
Firstradeにログインするためのユーザー情報の登録をします。
- Create User ID (任意のユーザーID)
- Create Password (任意のパスワード)
- Confirm Password (パスワードの再確認)
- Create 4-digit PIN (4桁の任意のパスワード/数字)
8) 電子署名の入力
真ん中にある十字のところをクリックすると、電子署名が書ける画面が開きます。
利用規約等、問題がなければそこに署名をし、「SUBMIT APPLICATION」をクリックします。
9) 申し込み完了!
最後に、アカウント番号が表示されるので、念のためにメモをしておきましょう。
申し込み後、1〜2日で登録したメールアドレス宛にFirstradeから口座開設完了の連絡が届きます。
口座開設が完了したら、7)で設定したユーザーIDとパスワードを使ってログインできるようになっています。
以上が2021年最新版の、Firstradeの口座開設になります。
難しいイメージとは裏腹に、ものすごく簡単に開設できたのではないでしょうか?
米国株に投資をする方は絶対に開設したほうがメリットが大きいはずです。
ぜひ、Firstrade証券を使って効率的な資産運用をしましょう!
開設についてや使い方についての質問等、いつでもお待ちしております!
Firstradeを使用するメリットはこちら。
コメント
日々通勤電車で読ませてもらっています。二つ質問です。
①今でもこの開設方法に変わりはないのでしょうか。
②アメリカの銀行口座がないのですが、どのように送金出金するのでしょうか。Wiseとかでしょうか。。。
ななし様、ブログに訪問してくださりありがとうございます。
ご質問の件ですが、現在はユニオンバンクがUS BANKに買収された影響により、以前のように日本人が日本に居住しながら米国に口座を持てるサービスが終了しております。もし米国のVISAをお持ちで、かつ米国に居住予定であれば引き続き三菱UFJからUS.BANKに取り次いでもらい、口座開設ができるようです。
ソラマル様
早速のコメントありがとうございました。米国に居住予定ではなく(中東は海外赴任しそうですが)、いまは単に日本に住むだけなので、銀行は無理と理解しました。そうなると、もう申し込みしても入出金ができないので、firstradeの新規口座開設はやるだけ無駄なのでしょうか。ソラマル様の紹介リンクから行こうとしていたのですが。。。
ななし様
現状ではFirstradeの口座開設をする場合、必ず米国内の銀行口座が必要になっているようです。
唯一の希望があるとすれば、以前のように三菱UFJが居住予定がないにせよUSBANKの口座開設を手助けしてくれるかどうかですが…問い合わせてみないとなんともいえませんね
お力になれずに申し訳ありません。
ソラマルさま
回答ありがとうございます。
海外の証券会社口座を開くのはもう無理なようですね。。。
諦めます。。。