2022年2月13日現在の保有銘柄とパフォーマンスです。
合計入金額:$29,300
総資産:$37,913(内:現金$197)
投資損益:+$8,613
リターン: +29%
前週比 +$7,317
前月比 -$3,280
今週は1月の米国消費者物価指数(CPI)の発表があった他、保有株であるPXSに動きがありました。
<2月第1週の取引>
売却
なし
新規購入
なし
今週は1月の米国CPIの発表がありました。今後の利上げを左右する重要な発表でした。
市場予想7.3% に対して、結果は予想を上回る7.5%。食品やエネルギーを除いた指数であるコアCPIも、予想5.9%に対して結果は6.0%と、共に市場予想を上回る結果となりました。
改めてインフレが進行していることが浮き彫りになり、FRBの金融引き締めが一段と進むとの観測が広がりました。この結果により、3月の利上げ率はいきなり0.5%になる可能性も出てきました。
この結果を踏まえて、NASDAQは大きく下落しました。
まずはNASDAQ100のチャート。
今週は200MA(黄色線)がレジスタンスとなり、上値が重い中、1月のCPI発表によって大きく下落しました。それによって、週足RSIが40を下回り、多くの投資家インフルエンサーがこれについて言及をしていました。
こちらは米国債10年利回り。
今週は一時的に2%を超えました。3月の利上げが近づくにつれ、右肩上がりで上昇中です。まだまだ急上昇する可能性はあるので、注意深くモニターをする必要がありそうです。
そしてインフレや金利と同じくらいに今注目して見ているのが、ロシアとウクライナの情勢。保有株であるPXSへの影響だけでなく、米国経済にも間違いなく影響を及ぼすので、注目しています。今週のVIXは30まではいきませんでしたが、来週はロシアの動きによっては30を超えてくるかもしれません。
こうした状況の中、強い銘柄で思いつくのが、やはり金。ビットコインが下落しているのを考えると、やはり安全資産はまだまだ「GOLD」で間違いなさそうです。1800ドル付近から急上昇し、力強い動きを見せています。GOLDとVIXの過去のチャートを比較してみると、ある程度相関関係が見えてきます。全て一致しているわけではないですが、VIXの先導した動きの後に金価格がついてくるといった感じが見られます。そういった意味でも、VIXの動きには注目しています。
そしてこちらが今週のPXS。ようやく長い下落トレンドから変わりつつあります。以前にも書きましたが、一度出来高が増え始めると、一気に上昇する傾向があります。50MAを完全に抜け、次は200MAである$0.7を目指す展開となりそうです。この上昇要因が、プロダクトタンカーの傭船料の改善なのか、ロシアとウクライナの緊張によるものなのかは、わかりませんでした。
来週の動向によってはようやくプラ転する可能性がありますが、以前に書いた記事にある通り、この銘柄の売却タイミングとしては、あくまでも日足RSIが85に到達した時点で考えています。
こちらが現在の保有銘柄。
Symbol | 銘柄 | 数量 | 取得単価 ($) |
PXS | Pyxis Tankers Inc | 60000 | 0.64 |
SQQQ | ProShares UltraPro Short QQQ ETF | 60 | 34.35 |
そして現在のパフォーマンス。PXSの含み損が減り、SQQQの利益が伸びています。
<保有銘柄銘柄についての考察> ()損益率
PXS (-8.1%)
今週は、出来高を伴う上げにより、ようやく上昇トレンドに変わる動きを見せたことで、前週から7000ドル以上評価額が増加しました。同じプロダクトタンカーであるTRMDは週でみると+4.3%。EURNは+10.7%。そしてPXSは+25%でした。全体的にタンカー銘柄は好調な週となりました。ロシアとウクライナの緊張が高まる中、ギリシャに拠点を構えるPXSにとっては株価上昇の要素となりそうです。その理由が以下の記事から。ギリシャは天然資源をヨーロッパへ運搬する中心地であり、今回のような対立は傭船料の増加につながります。もちろん、平和のためには何も起こらないで欲しいところですが・・・。来週はRSIの急騰に注視をしつつ、他のタンカー銘柄を含めて注意深く見守っていきたいと思います。
SQQQ (+21.7%)
NASDAQの週足RSIが40を下回ったことにより、多くのインフルエンサーの方が買い増しを示唆していますが、私はもう少しだけ待とうかと思います。まだまだ月曜日のFRB会合、長期金利の急騰、ウクライナ情勢など、大幅に下落する要因が盛り沢山なので、じっくりと待ちつつ、機を見てSQQQの売却から、TQQQ,QLD,ERX,NUGT,INDLなど、その資金でいくつかの候補銘柄へ新規投資を検討したいと思います。
来週は色々と動きがありそうなので、ソワソワしていますが、ロシアとウクライナの対立だけは何もないことを祈るばかりです。対立による恩恵がなくとも、順調に経済が回復して来ればPXSの株価も上がるので、そっちの道に進んで欲しいと思います。
一方、FRBの会合による株価の変動はWelcomeで待ちたいと思います。笑
今後も、暴落でも利益を取っていくスタイルで攻めまくります。
来週は全ての動きに注目ですが、特にロシアとウクライナの動きには注視しています。
では!
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