2022年3月27日現在の保有銘柄とパフォーマンスです。
合計入金額:$29,300
総資産:38,662$ (内:現金$137)
投資損益:+$9,362
リターン: +31.9%
前週比 -$3,146
前月比 +$8,066
今週はいくつかの取引を行い、久しぶりにポートフォリオに変更がありました。
<3月第4週の取引>
売却
PXS 数量: 20,000 (売却単価 $0.62)
新規購入
INDL 数量 : 40 (平均取得単価:$54.39)
HA 数量:180 (平均取得単価:$18.31)
SQQQ 数量:90 (平均取得単価 $37.16)
追加購入
NUGT 数量 :30 (平均取得単価:$72)
先週の記事でも説明した通り、PXSの株を一部手放すことに決めました。今週は保有数の1/3である20,000数量を手放しました。その資金で、SQQQ, INDL (インドブル2倍)、HA(ハワイアンホールディング)、そしてNUGTの追加購入をしました。
まずは今週のNASDAQから。350日MA(オレンジ線)は超えてきましたが、来週にその上の100日MA(黄色線)と200日MA(青色線)の壁を越えていけるかは注目すべきところです。私は今回PXSの売却資金の一部でSQQQにエントリーしましたが、今の金利急上昇の局面では、NASDAQに向かい風要素が強いと判断しているからです。今週は少し上がりましたが、100日と200日MAを超えていくのは厳しいと個人的には判断しています。
こちらは米国債10年利回り。まさに急上昇な勢いで上がり続けています。これだけ急激な金利上昇にもかかわらず、NASDAQも上昇しているというの今の相場の難しいところです。長短の金利差が逆転する、いわゆる「逆イールド」はリセッションの前兆と言われていますが、実際にリセッションが起こるまでは上昇相場になりやすいと某Youtuberが言っておりました。しかし、逆イールド=リセッションの前兆というのも、必ずとは決まっていないので、今後も関連性については注視していく必要があります。
こちらは恐怖指数であるVIX。ロシアが前線を後退させているといったニュースが出始め、下落が続いています。
こちらは金価格。1900ドルの底値は固く、現在は1900ドル台の半ばで推移しています。金価格にとって向かい風の要素の一つであるドルが強い展開が続いていますが、今週は再び2000ドルを目指す動きになるのか、注目です。
そして今週に新規に買い入れた銘柄として、$HA(ハワイアンホールディング)があります。これはハワイを拠点にしているハワイアン航空を運航している会社ですが、私が大好きな会社です。
今回この銘柄にインした理由ですが、米国内においての旅客数が2019年の水準近くまで戻っているということがあります。各種業界の中でもコロナの影響を最も大きく受けた航空業界にとっては、ようやく復活の兆しが見えるようになってきました。航空会社にまとめて投資ができる$JETSでもよかったのですが、ハワイアン航空ファンとしてこの銘柄を購入しました。この先の右肩上がりを期待して、中長期でホールド予定です。
こちらが現在の保有銘柄。
Symbol | 銘柄 | 数量 |
PXS | Pyxis Tankers Inc | 40000 |
NUGT | Direxion Daily Gold Miners Index Bull 2X Shares | 70 |
INDL | Direxion Daily MSCI India Bull 2X Shares | 40 |
HA | Hawaiian Holdings, Inc. | 180 |
SQQQ | ProShares UltraPro Short QQQ ETF | 90 |
こちらが現在のパフォーマンス。
<保有銘柄銘柄についての考察> ()損益率
PXS (+5.5%)
先週の記事の通り、1/3を売却しました。まだ元々の2/3程を保有していますが、その理由としては現在のチャートの形がなかなか面白く、その行く末を見届けるまでは残りの40,000株は保有するつもりです。現在200MA(青色線)で跳ね返されており、これをBreak outした場合は、一気に上昇していく可能性があります。その可能性も含んでいるため、2/3はこのまましばらくホールドします。
NUGT (+4.2%)
こちらも30株ほど買い増ししました。金価格については上昇トレンドが崩れるまではこのままホールドor買い増ししていくつもりです。
INDL (+0.4%)
ポテンシャルはあるとわかっていつつも中々株価が上がらないインド株。しかし、米国に一極集中投資を避けるという意味でも、保有する意味はあると思っています。今回が2回目のインになりましたが、中長期でホールド予定。
HA (-2.9%)
上で既にインした理由は述べましたが、航空業界にようやく回復の兆しが見えているので、期待の新規インをしました。以前と比べると隔離の緩和措置や、海外渡航の制限も緩くなってきているので、今後の爆発に期待をしつつホールドします。
SQQQ (-6.7%)
金利の影響を感じさせないほどNASDAQが力強い動きを見せているので、含み損となっています。今週に200MA、100MAを超えてくるような動きがあれば一度損切りを考えたいと思います。その場合は、「逆イールド発生からリセッションまでの上昇トレンド」節が濃厚になるので、TQQQでインをして短期で利益を稼ぐ手法をとる予定です。
今の相場は地政学的要素や、インフレ、そしてコロナの影響など、いろいろな要素が複雑に絡み合ってくるので非常に難しいです。
しかし、はっきりとわかるのは旅客数の回復が数字で見て取れるのと、各国の制限が緩和してきているということ。世界でも最も厳しい措置をとっていた国の一つである台湾でさえ、最近は一般旅行者の入国を求める措置を決めました。世界中でインフレが進み、経済不調によって旅行を控える動きが出ることは間違いありませんが、それ以上に今までの渡航制限からの反発は大きいものになるだろうと考えています。
そうした理由から、私はこのタイミングで航空株を仕込みました。
来週はPXSの200MAを超えるかどうかの行方と、金価格の動きに注目していきたいと思います。
では!
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