11月13日現在の保有銘柄とパフォーマンスは以下の通りです。
合計入金額:$31,500
総資産:$46,597 (内:現金$2,990)
損益:+$15,097
前週比 -$3,055
前月比+$10,469
今週は、PXSが決算後に大きく値を下げたことや、金鉱株NUGTも値を下げたため、先週比で3000ドルほど下げました。結果的にはPXSを買い増しして長く付き合う判断を下したわけですが、これが正しいかどうかは未来にならないとわかりません。それでは今週の取引内容です。
<11月第3週の取引>
売却
MCW 350株 損益 +$203 (取得単価 $17.02 / 売却単価 $17.60)
NUGT 180株 損益 +$1,096 (取得単価 $51.27 / 売却単価 $57.36)
新規購入
なし
追加購入
PXS 20,000株 取得単価 $0.67
まずはMCWを17.60で全売却をしました。一時期は18ドルを超える値を付けましたが、今週引けの値で16.81をつけているのでいい感じで売り抜けられたと思っています。短期保有が目的の銘柄は、少額でも利益を優先していくスタンスです。
そして今週はNASDAQが非常に強かったです。米国債10年利回りの急落もプラスして、日足RSIが70以上をキープするなど、TQQQを売却してしまった私にとっては少し悔しい週となりました。
NASDAQ100
米国債10年利回り
今週の月曜日に、保有銘柄であるPXSの決算がありました。
EPSは予想 -$0.07 に対し -$0.10 、売上高は予想 492万ドルに対し 700万ドル、売上高成長率は前年同期比 +37.8%。EPSはミスしてしまいました。そして、決算後の価格も20%ほど下落しました。
私の今までの投資スタイルでは、潔く損切りをし上昇局面にある株を積極的に買いにいくスタイルでしたが、今回はあえて買い増しをし少しの間持ってみようと思います。なぜEPSをミスし、決算も良くなかったのにも関わらず買い増しをしたのか。それは・・
- PXS社の第3四半期カンファレンスコールを終えての判断
<第3四半期>
非常に長いので、ポイントだけ簡単に説明まとめると・・・
- 業績の低迷は主にチャーター環境の悪化によるもの(傭船料の低迷)と、乗組員コストの増加によるもの。
- 傭船料は前年同期比で大幅に低下しているが、最近は経済活動の再開に伴い、市場に改善が見られている。
- 2021年11月に2017年建造のエコMR(middle range)船を取得する契約を締結。12月に完了予定。
- MR市場は、新規建造費の高騰、古いMR船スクラップ(解体)の増加により、新規で作りづらい状況が続いている=比較的新しいMRを保有して運行しているPXSにとってはいい傾向。
- 今後は、改善しつつある傭船料の上昇、経済活動の再開により業績としては楽観的な見通しをしている。
今は回復途中にある中で業績も悪く、なかなか株価も冴えない状況が続いていますが、私はむしろ今が買い時なのではと感じています。その理由の一つが、ジェット燃料輸送の回復です。
PXSは、会社HPのCustomerを見ればわかりますが、主に石油精製品輸送する会社です。
その中でも、ジェット燃料の輸送はカンファレンスコール内でも言っていましたが、PXSにとって大きなポジションを占めます。その需要がまさに回復傾向であることが、以下のニュースからも見て取れます。
世界最大の旅客数を誇るドバイ空港のレポートです。
航空業界で働き、実際に貨物を世界中に運んでいる私からしても、世界の空港が少しづつ回復傾向にあることは肌に感じてわかります。特に、欧米の復活は非常に早く感じています。
数ヶ月前にパリへ行った際には、空港のあまりの混雑具合に驚きました。その一方で、東南アジアの空港はいまだに閑散としており、経済活動の再開に少し温度差があるように感じました。逆にいうとまだ東南アジアにおいては本格的な回復はこれからということです。
つまり、私が実際に感じている航空業界の着実な回復などを考えると、今後のPXSにとっての環境は右肩上がりで良くなっていくだろうというのが、私の考察であり、買い増しをした理由です。
少し前置きが長くなりましたが、それでは現在の保有銘柄です。
NUGT | Direxion Daily Gold Miners Index Bull 2X Shares | 200 | 51.29 |
INDL | Direxion Daily MSCI India Bull 2X Shares | 85 | 59.86 |
PXS | Pyxis Tankers Inc | 40000 | 0.75 |
<パフォーマンス>
<保有銘柄銘柄についての考察> ()損益率
NUGT (+7.1%)
今週は大きく値を下げました。PXSの買い増し資金を捻出するために、保有株を380株から200株に減らしたわけですが、180株の売却単価が57.36。その後更に値を落とし、終値時点で54.91まで下げています。金価格の動向は読みづらいので来週さらに値を下げる可能性もありますが、超長期での保有目的なので、残りの200株はINDLと同様にガチホしていきたいと思います。(予定です…)
INDL (+6.2%)
無心で継続保有。感染者数は相変わらずピーク時の3%と、低水準を維持しています。
PXS (-6.4%)
既に上でも述べましたが、今は業績が悪く株価も冴えませんが、この先の見通しについてはかなりポジティブに捉えています。ひとつ気になる点としては、欧米の感染者数がここへきて急上昇してきていることです。これにより少し経済活動(国際的な旅客)が少し遅れる可能性があります。そうすると含み損が少し長く続く可能性がありますが、投資妙味があると考えた自分を信じて、しばらく保有します。
NUGT,INDL,PXSとしばらく継続保有銘柄が出てきて、来週も同じような内容のBLOGになるかもしれません。笑
来週は高値更新を続けるNASDAQの動きに注視しつつ、現在手元にある3000ドルを使い、SQQQ,TQQQ等でうまくトレードできたらと考えています。では。
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