12月5日現在の保有銘柄とパフォーマンスは以下の通りです。
合計入金額:$34,000 (+2,500)
総資産:$41,193 (内:現金$2,556)
投資損益:+$7,193
リターン: +21%
前週比 -$6,230
前月比-$7,208
先週に引き続き、12月の1週目も下落相場となりました。こうした時こそSQQQ戦略のはずでしたが、ボラの激しい相場でなかなか入ることができず…。
結局、金鉱株、個別株、関係なしに全てやられてしまいました。
入金額に対してはまだ7000ドルほどのプラスを維持していますが、やり方によっては損失を防ぐこともできたので、反省の多い週となりました。
<12月第1週の取引>
売却
なし
新規購入
なし
追加購入
なし
追加入金
2,500ドル
11月26日のオミクロン株のニュースによって世界同時株安が発生し、翌週の月曜日には一旦反発の兆候を示したものの、その後は恐怖指数であるVIX指数の増加とともに株価も下落し続けました。理由としては、オミクロン株の脅威もそうですが、金曜日に発表された11月の雇用統計で、非農業部門の雇用者数が予想53万増に対して21万人増と、予想を大きく下回る結果となったことも一因にありそうです。
しかし、一方で失業率は予想4.5%に対して結果は4.2%と、こちらは改善しました。
雇用統計結果が悪いのに、失業率は改善・・・。なんとも判断が難しい結果となりました。
何が難しいというと、テーパリングを控えている今の相場では、考える要素でどちらにも捉えることができるからです。
(本来)雇用統計悪い→景気が悪い→株価⤵️
(今)雇用統計悪い→景気が悪い→(金融緩和の継続必要)→(早期利上は無し)→ハイテク株⤴️
(本来)失業率改善→経済が順調に回復→株価⤴️
(今)失業率改善→経済が順調に回復→(早期利上げ)→ハイテク株⤵️
こちらが雇用統計が発表された12/3の現地時間によるNASDAQの動き。
市場の開始と共に大きく値を下げた後は、しばらくボラのある展開が続きました。
こちらがVIX(恐怖指数)の日毎の動き。
一時的に30を大きく超える動きを見せましたが、その後は30程度まで下落しました。
こちらが日毎の米国10年債利回りの動き。
26日を境にして、ずるずると右肩下がりで下落しています。現在は1.346まで下がりました。リスクオフの債券に買いが入っています。
続いて金価格。先月の18日から下落し始めた金ですが、22日に大きく下げた後は、こちらもずるずると値を下げ、多くの投資家に意識される1800ドルを割り込んだ状態が続いています。
そして今週特にやられたのが唯一の個別株であるPXS。オミクロン株の影響をモロに受ける週となりました。前回の決算発表からずるずると下がり続けていましたが、今週は一時0.5ドルを下回るなど、大きく売られました。今月は新しいMRサイズのタンカーの契約が完了し、来年に向けて必ず復活してくれると思いますので、ここはホールドしつつ買い増しのタイミングを狙っていきたいと思います。
それでは、現在の保有銘柄とパフォーマンスです。保有銘柄は先週と全く変わっていません。
Symbol | 銘柄 | 数量 |
NUGT | Direxion Daily Gold Miners Index Bull 2X Shares | 180 |
INDL | Direxion Daily MSCI India Bull 2X Shares | 85 |
PXS | Pyxis Tankers Inc | 40000 |
SQQQ | ProShares UltraPro Short QQQ ETF | 500 |
<パフォーマンス>
<保有銘柄銘柄についての考察> ()損益率
NUGT (-11%)
雇用統計の悪化を受けて金先物価格は1.2%程上昇。しかし、それ以前の下落が響き、今週は-11%という結果に。先週の記事でもPFの再考をちらっと言いましたが、やはり下落相場でのレバレッジ商品は確実な上昇の確信がない限りは痛手を負ってしまいます。長期的には上がると見ていますが、一度退却をし、1800ドルをサポートラインに変わったことを確認してから再度インしようかと検討中。来週の相場で判断します。
INDL (-1.6%)
人口が多い故にオミクロン株のニュースが気になるところですが、先週と比較しても1日の平均感染者数が約1000人程下がり、ピーク時の2%と、近隣諸国と比較してもかなり感染を抑えることに成功しています。継続保有の方針は変わらず。
PXS (-26.1%)
結果的には、悪い決算後にも保有し続けてしまったことが大きな反省点。この先に上がると思っていても、その時点では潔く損切りをするべきだったと強く反省しています・・・。 来週中の金相場を確認し、場合によってはNUGTを売却→その資金でPXSの買い増しをしようかと検討中です。次の決算までは買い増しで取得単価を下げつつ継続保有。
SQQQ (+19.9%)
幾度となく下落相場ではSQQQに助けられてきましたが、今回も500ドル程度ですが助けてもらえました。来週の相場はどちらへ転ぶのか、今のところは全くの不明です。
状況に合わせて、売却、継続予定です。
今週は全体的に大きく値を下げました。中でも、個別株のPXSの下落はかなりの痛手となりました。ここで買い増しをできるかどうかがこの先の資産に大きく影響すると思うので、来週中には買い増しをできればと思っています。
来週の相場は現段階ではどちらに転ぶのかは全くわかりません。米国の相場よりも、今はロシアとウクライナの天然ガスのパイプラインを巡る対立に注目しています。場合によっては欧州の天然ガス価格が急騰し、PXSの株価にも影響してきそうです。
状況を注視します。
では。
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